トラベルジャーナル150629「観光のストーリーづくり」


  • 特集「観光のストーリーづくり」 
    • 観光に、あらたな潮流が生まれつつある。すなわち、これまで「点」として訴えてきた観光地の魅力を、ストーリーでつなぐことにより、点から「線」や「面」へ、あるいは時間軸を含む立体的な魅力へと引き上げる「ストーリーづくり」である。
    • 有用性がある。
      1. 地域の一体感の醸成(ストーリーを地域で共有する)
      2. 地域の主体性の醸成(地域でしか創造・修正できない)
      3. 将来展望の共有(ストーリーは未来を示す)の三つ。
    •  国も支援している。
      1.  観光庁は「広域観光周遊ルート形成促進事業」に3億円超の予算を計上。http://www.mlit.go.jp/kankocho/news04_000117.html
      2. 文化庁は「日本遺産」制度の創設によって個々の文化遺産を地域内/地域間(ネットワーク型)でつなげて観光を振興し、地域活性化につなげようとしている。83件が申請(地域型53・ネットワーク型30)、18件が認定(地域型8・ネットワーク型10)。
        ※「六根清浄と六感治癒の地〜日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉〜」はネーミングがめちゃくちゃ面白い。http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/index.html
    •  6つのプロセスがある。
      1. きっかけづくり・場づくり(外部有識者を入れてまず対話する)
      2. 推進主体の形成(推進する原動力をつくる)
      3. 原案制作(地域住民が共感するブランドアイデンティティを言語化する)
      4. ストーリー検証(誰に・何を・どのように届けるかを考える)
      5. ストーリー修正(合意を形成する)
      6. 商品展開(観光資源の見える化、体験プログラムなど旅行商品の開発、特産品などの開発)


  •  その他トピックス
    • 「高知県、地元民の風習を商品化]
      • 「地元の人しか知らない体験型・交流型観光」を提案する”架空の”旅行会社、高知家エクストリームトラベル社を立ち上げ。http://www.attaka.or.jp/kochi-extreme/

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